【 TOPICS of YANAX 】 Category = SPORTSあれやこれや
キレの良いストレート? 笑止!
テレビやラジオから流れてくる、野球解説者の言葉遣い、ちょっと変です。
「今日の○○投手は素晴らしいですね!何といってもキレの良いストレートが圧巻です!」
こんな解説者の言葉を良く耳にします。新聞のスポーツ欄でも、同様な表記が横行しているようです。これって、何か違和感ありますよね。
「今日の○○投手は素晴らしいですね!何といってもキレの良いストレートが圧巻です!」
こんな解説者の言葉を良く耳にします。新聞のスポーツ欄でも、同様な表記が横行しているようです。これって、何か違和感ありますよね。
昔の解説者は、決してこんな表現をしなかったように記憶しています。だって、「キレが良い」に続くのは、「変化球」でしょう?そして「ストレート」に対する褒め言葉は、「伸びがある」でありましょう。
ちょっと考えてみてください、「キレのあるストレート」なるものの描く軌道を。
キレちまったら、それって変化球に他ならないと思いませんか。
ちなみに、褒めるに値しないストレートは、「棒球(ぼうだま)」とか「打者の前でおじぎをする」といった表現であったと思います、昔は。
ちょっと考えてみてください、「キレのあるストレート」なるものの描く軌道を。
キレちまったら、それって変化球に他ならないと思いませんか。
ちなみに、褒めるに値しないストレートは、「棒球(ぼうだま)」とか「打者の前でおじぎをする」といった表現であったと思います、昔は。
「伸びのあるストレート」、とても良い響きがありますよね。
打者の手前で、ググッと伸びてくるストレート、まさに快速球、剛球のイメージがあります。
これに対して「キレのあるストレート」には、打者の手前で目先を変える姑息な変化球の響きしかありません。
どうか解説者諸氏、新聞の執筆者各位、剛球投手の投じるストレートの持つ爽快なイメージを損なうような表現は、金輪際やめて頂きたく切にお願い申し上げます。
打者の手前で、ググッと伸びてくるストレート、まさに快速球、剛球のイメージがあります。
これに対して「キレのあるストレート」には、打者の手前で目先を変える姑息な変化球の響きしかありません。
どうか解説者諸氏、新聞の執筆者各位、剛球投手の投じるストレートの持つ爽快なイメージを損なうような表現は、金輪際やめて頂きたく切にお願い申し上げます。