【 TOPICS of YANAX 】 Category = 京王線あれやこれや
京王線と長沼駅小史
京王線は、1913年に「京王電気軌道」として笹塚駅〜調布駅が開通。
その後小刻みに延伸を繰返して、1916年には新宿駅〜府中駅間が全通しました。(軌道幅=1372mm)
府中駅以西については、1925年(大正14年)3月24日、関連会社の「玉南電気鉄道」により府中駅〜東八王子駅(現在の京王八王子駅)が、軌道幅=1067mmで開業。
その後小刻みに延伸を繰返して、1916年には新宿駅〜府中駅間が全通しました。(軌道幅=1372mm)
府中駅以西については、1925年(大正14年)3月24日、関連会社の「玉南電気鉄道」により府中駅〜東八王子駅(現在の京王八王子駅)が、軌道幅=1067mmで開業。
その後1926年、「京王電気軌道」は「玉南電気鉄道」を合併するとともに、軌道幅=1372mmに統一することとし、かくて1928年より、新宿〜東八王子間が直通運転されることとなりました。
という訳で、話が前後して恐縮ですが、長沼駅は1925年(大正14年)3月24日に晴れて開業致した訳でございます。
という訳で、話が前後して恐縮ですが、長沼駅は1925年(大正14年)3月24日に晴れて開業致した訳でございます。
古老の話によると、鉄道敷設資金がお世辞にも潤沢とは言えぬ当時のこと、鉄道用地を買収する際にも、現金決済ではなく株券で勘弁して欲しいと懇願されたとのこと。
加えて、駅をどの辺りの場所に設けるかということも問題で、なにせ地元有志の善意による用地提供がなければ、話は一歩も進まない、という訳で大地主さんの「旗野新太郎さん」という方が、丁度今の長沼駅の辺りに持っていた土地を快く提供してくれることとなり、晴れて長沼駅が誕生したとの話です。
加えて、駅をどの辺りの場所に設けるかということも問題で、なにせ地元有志の善意による用地提供がなければ、話は一歩も進まない、という訳で大地主さんの「旗野新太郎さん」という方が、丁度今の長沼駅の辺りに持っていた土地を快く提供してくれることとなり、晴れて長沼駅が誕生したとの話です。