実はヤナックスのサイトは、ビジネスブログ化する以前から、Ｇoogle や Yahoo といった検索ロボットを徹底的に意識してＳＥＯ（検索エンジン最適化）対策を施していたものですから、それなりの検索ワードで検索したときに、いつも上位に表示されており、制作者としては影ながらニンマリしておりました。
ところが、平成１８年４月中旬の時点でチェックしたところ、Ｇoogle でも Yahoo でも、従来のランクから相当にダウンして表示されるようになってしまい、制作者としては、まさに驚天動地の出来事、目が点になってしまいました。
「サイトのビジネスブログ化が災いしたのでは・・・？！」
「しかし、同じくビジネスブログ化した八王子ネットは相変わらず上位表示されているし・・・」
「なっ何で・・・！　どっどうして・・・！」
と、混乱した頭を冷ましながら、考えられる理由をひとつひとつ検証する作業を行ないました。

物事すべからく 「コロンブスの卵」 でして、色々考えるうちにたどり着いた答えは、冷静になって考えてみれば、至極当たり前のことでした。
つまり、こういうことです。
様々なサイトを巡回している検索ロボットは、そのページに記されている諸々の単語をデータベース化し、ユーザーが入力する検索ワードに最も適合するサイトを、独自のランキングにより提供する訳ですが、そのデータベース化に於いては、当然のことながらその単語がどの位の頻度で使われているか、ということが重要な要素として加味される筈です。
だとするならば、ブログ なるもの、本質的にダラダラと書き綴るものでありますから、折角苦労して戦略的に配置した各単語がですね、ブログ記事が多くなれば多くなるほど、全体に比してその占める割合が僅少化してしまい、結果的に焦点のぼけたページであると検索ロボットに認識され、かくして検索エンジンでのランクが暴落してしまったという訳です。

事ここに至って、とるべき対策としては、
　�@．ブログ作成ツールの使用を断念して、従来のホームページ作りに回帰すること
　�A．ブログ作成ツールの使用はそのままで、更なる戦略的な改造に努めること
ということになり、そして当然のことながら、�Aの方策をとることと致しました。

検索ロボットが、次回このサイトを巡回して貰えるのがいつになるか判りませんが、巡回してくれたらしめたもの、恐らく暴落前の水準にまでランクを回復できることと確信しております。
今回の反省としては、世間一般で良いとされているものであっても、それを無批判的に受け入れると、思わぬ副作用が生じることがあるということでしょう。
まぁ、考えてみれば当り前のことであります。
それにしても、まったく一筋縄ではいかない奴です、検索ロボットという奴は・・・！